手作りアロマキャンドル (基本的な作り方)

手作りのアロマキャンドルに挑戦してみましょう。
「アロマキャンドルの原料」でも説明したとおり、アロマキャンドルは
パラフィンワックスやパームワックスにエッセンシャルオイルなどの
香料を加えて作られたものですので、わりと簡単に作る事ができます。

≪材料≫  

容器・ロウソクの芯・ロウソク・わりばし・


容器は、ジャムの瓶や貝殻やおちょこ・紙コップや牛乳パックの空き箱・
市販のアロマキャンドルが入っていたガラス容器など、耐熱性のもので
安定のよいものであれば大丈夫です。
ロウソクの芯は、アロマキャンドルやアロマ雑貨を扱うショップなどに
手作り用の芯が売っている事が多いですが、タコ糸やティッシュを
こよりにしたものでも代用できます。  
ロウソクは市販のロウソクを使います。好みの色を付けたい場合は白いロウソクが
必要ですが、カラーキャンドルをそののまま使ってもOKです。
キャンドルに色を付けたい場合は、好みの色のクレヨンを細かく削って、溶かした
キャンドルに加えて着色する事ができます。
また、市販されているパラフィンキャンドルのにおいが気になるという人は、蜜蝋
(みつろう)キャンドルを使うとほのかに甘い香りになります。


香りづけに使うエッセンシャルオイルは、好みの香りを用意して下さい。
あまり色々な香りを混ぜるより、1~2種類に搾った方がいいようです。
リラックス効果を狙って作るのなら天然100%のエッセンシャルオイルを
利用するのがおすすめですが、純粋に香りを楽しむ目的ならばポプリオイルや
フレグランスオイル等の合成香料でも作る事ができます。


≪作り方≫ 

小さく割る または削ったキャンドルを湯せんにかけて溶かす

わりばしにキャンドルの芯になるものをはさみ、容器の中央に芯が垂直に立つように
セットする。わりばしは割らずにそのまま使うと便利です。和ってしまった場合でも
わりばしの両端を輪ゴムでグルグル巻きにして締めれば使う事ができます。

溶かしたロウを容器に流し込み、ロウが熱いうちに色づけ用のクレヨン等を加えて
少し固まり始めるまで混ぜる(色付けがない場合は流し込むだけでOK)
↓ 
あら熱が取れたら、エッセンシャルオイルなど香りづけするものを適量加えて
よくかき混ぜる
↓ 
ロウが全体的に固まったらわりばしをはずし、芯を適当な長さに切る

型から外して使いたい場合は、このあと1~2時間冷凍庫に入れておくとロウが
収縮するのでラクに型から外せます。
香り付けのエッセンシャルオイルの量は好みですが、炎で揮発しやすいのでしっかり
香りを出したい場合は多すぎるかな?という量入れたほうがいいようです。
逆に、ポプリオイルやフレグランスオイルなどの合成香料は少量でもかなりしっかり
香るので、入れすぎにご注意ください。